1952-05-12 第13回国会 衆議院 経済安定委員会 第24号
その一つは、地方監察局の所在地以外の府県にこの地方安定局を、たとい少くするとするも、これをブロック的に残す、すなわち支局を設置するということをこの際申入れをしていただきたいのであります。 さらに第二の点といたしましては、行政管理庁に合体すべき経済調査庁の人員の整理の問題でございまするが、すでに経済調査庁は、去る年度におきまして三割五分の人員整理をいたしております。
その一つは、地方監察局の所在地以外の府県にこの地方安定局を、たとい少くするとするも、これをブロック的に残す、すなわち支局を設置するということをこの際申入れをしていただきたいのであります。 さらに第二の点といたしましては、行政管理庁に合体すべき経済調査庁の人員の整理の問題でございまするが、すでに経済調査庁は、去る年度におきまして三割五分の人員整理をいたしております。
われわれはこの問題につきましては地方安定局を全部生かしておくということができないならば、むしろそういう遠隔の地等を考慮いたしまして、やはりブランチを置く支局を置くというようなことも一応考えていいのではないか。そう何もかにも四割削減ということについては何ら基礎がない。
御承知の通り現在地方安定局は形はございますが、あまり大した活動はない、はたして地方部局として存立の價値があるかということは相当疑問であるのであります。全然仕事がないというのではないが、一局の價値があるかどうかということには、私は非常に疑問を持つております。
○有田(喜)委員 おそらくさような答弁をなさると思いましたが、実際安本長官は現在地方安定局というものをよく御認識になつておるかどうか、一度でもごらんになりましたか。地方安定局というものはもちろんいろんなことがやられる所掌事務になつておりますが、実際は大した仕事はないのです。
それに前回承諾から除外いたしました内閣所管のものの金額に関してでありますが、「総理府の分は項の金額八百五万円のうち五百五十七万二千円として、目以下の金額を挙げ「経済安定本部」の分は項以下の金額の区分が調書の面ではつきりしなかつたため、所要経費の全額すなわち「安定本部、六千六百四万円、地方安定局七千六百六万二千円、合計一億四千百余円」といたしたのでありまして、これは、檢査報告によつて、当否の区分がつく
この事件は、仙台の経済安定局で情報によりまして着手した事件でございまして、隠退藏物資の摘発につきましつては各地方安定局で、最後の処理までやるのでありまして、その結果中央処理の点については、本部に報告があるということになつておりますので、本部で直接やつたものではないのであります。現在まで安定局でとりました処置につきまして、報告がまいつておりますから、それによつて、御説明いたしたいと思います。
また人事の問題につきましては、いろいろな新しい機構の性格に鑑みましても、なるべく多方面から人材を求めるという方針のもとに、いろいろの團体あるいはいろいろな個人的の関係で、なるべく民間人からもよけいに出てもらうように話を進めるという方針を、各地方安定局に通じましてやつてもらつておるわけでありまして、一律に——たとえばそれぞれの各府縣の弁護士会から廳長を選んでもらうというような、画一的な方法はとつていないのであります
そのうち物があつて取引を指令したのが四百二十七件、地方安定局の調査の分は手もとの資料には明確に現われておりません。その他に関しましては、本部でまとめまして指令する関係で全部わかるのでありますが、それが合計四百二十七件、そのうち本部が引取調査したもので、引取指令をしたものが百六件、地方安定局でやつたのが三百二十一件、こういうことになつております。その品目は相当あります。
○司波政府委員 立案の当初におきましてはそういう考えもあつたのでございますが、大体現在の監査局の定員を申しますと、監査局及び地方安定局の定員を通じて一千名足らずで、約その五倍以上になる機構であります。
○司波政府委員 本部の監査局は廃止になり、また地方安定局は現在監査部と調整部という二つの部からなつておりますが、その監査部は廃止になります。そしてあとは経済安定局が調整部といういわゆるサービスの任務をもつた部門が残りまして、経済査察廳長が地方経済安定局長を兼務するという形で残ります。
こういうところに幾多の疑義を生み出したのでありまして、これらの点は、いずれ別に当然調査の対象となることであると思いますが、ただいまの鍛冶君の御提議は、これをまず切離して、これを英訳して司令部に出して司令部の意見を聽くということ、宮城縣経済部に対して、また仙台の地方安定局に対して、その後の経過を聽取するという公式の通牒を、委員会の名において発するということを、まず御決定願いたいのであります。
地方安定局におきましても、やや同等の感が深いのであります。
私の考える範囲内におきましては、この隠退藏物資は、経済安定本部においてこれを摘発し、あるいは地方安定局において摘発しまして、それを復興公團に引渡し、復興公團から正規なルートをもつて一般のそういう團体なりあるいは業界に渡される、こういうようになつておるのが当然なルートであると私は考えておるのであります。
私の考えるところにおきましては、隠退藏物資は安定本部あるいは地方安定局がこれを摘発して、それを復興公團に入れて、正規なルートに載せて配給することになつておると思いますが、各省内におきまして、郡雄割拠して、課長が勝手に判を押して出しておるということは、正当なことであるかどうかということであります。
從つて、ここで九州地方、中國地方、東北地方へそれぞれ調査員を派遣して、この調査員は各地方安定局と連絡をとつて、安定本部で摘発しまするのを調査するという任務をもつわけでありますが、この委員派遣について御異議ございませんか。
なおこのことは安定本部の方にはまだ通じてありませんが、中央の安定本部から査察官の派遣を持つということに關しては、非常に骨が折れると思いますので、先般明禮さんなどに御苦勞を願いました九州地方における摘發視察のときに、福岡の地方安定局の査察官を動員せしめた例にならつて、廣島の安定局の査察官に變動をしてもらつて、それを監督調査したいと思います。どうかこの委員派遣について御承知を願いたいと思います。
なお地方安定局の人々の言葉を聽きますと、出張旅費の面から自由な活動が著しく拘束されるために、今後十分働くことができないのではないかということを心配されております。岩手縣の當局は國會から派遣されたということに對しまして、非常に問題を重要視して、きわめて愼重に對處しております。地元の警察は、概して良好でありましたけれども、一部に遺憾の點がないでもありません。
○政府委員(田中己代治君) 只今のお尋ねにありまする行政協議會の官吏が、地方安定局にも一部入つておることは事実でございまするが、この地方安定局と申しまするものが、行政協議會の變身であるというわけでは決してないのでございまして、これは只今全國に八つございまするが、これの組織は、調整部と監査部と二つございまして、監査部の方はいわゆる經濟行政の監督及び在庫品、只今の隱退藏物資等の調査供出促進というような事務
○山下義信君 私は本日はこの點に止めて置きまして、他の同僚諸君の御質疑に讓りたいと思いますが、最後に伺いたいと思いますことは、いずれ具體的なことや詳細は他日の機會に讓りますが、この下部組織として地方安定局というものをお設けになります。これは私思いまするのに、恐らく從來ございましたあの行政協議會というもの、これを大體そのまま地方安定局にお變えになつたものではないかと思うのであります。
地方安定局の監査部も、これと同じような仕事をやることになつております。ただ地方は各末端ですから、主として各縣の間のそれぞれの連絡調整をやる。同時に監査の方も地方安定局に監査課、在庫品課を設けて、同じような仕事をやつておる。こういうような建前になつております。
現在のところ安本の本部だけが摘發の仕事にあたつておるのでありまして、地方安定局の機構がいまだ整備されておりませんので、遠くの方まで行つて活溌に活動するということにはなはだ遺憾の點があり、この點私どもも認めておるのであります。
安定本部の地方安定局はただいまも説明がありましたように、主として監査と物資の調整竝びに推進にあたることになつておりまするが、先ほども御説明いたしましたように、物價事務局は地方においては統制額の指定とか例外價格の承認とか、あるいは各府縣間の調整、そういつたことになつておりますが、主として行政事務を擔當してやつていくことになつておりまして、その仕事の性質におのずから差等がありますが、現在のところ經濟安定本部
そうして地方におきましては地方安定局の中に監査部というのがあります。この監査部の中に在庫品課というのがあり、中央の監査局にはやはり在庫品課というものがありまして、この課が中心になりまして、經濟警察竝びに檢察廳とも連絡をとつて摘發に從事する、この陳容につましては本部はほぼ整備を見たのでありますが、地方は目下陳容の整備中であります。